「悟雀の部屋」の管理人・悟雀おじさんの着物や居合をはじめとする和(環)日記です。


by gojyaku

昇段審査

忙しくて、ブログ書いてる余裕がありませんでしたが、やっと少し書く余裕が・・・。
午前中、池袋稽古場での稽古です。8月は、わりと人数が少なかったのですが、9月に入って、また皆さん稽古再開・・・か。本日は20名を越えていました。
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それぞれ皆さん・・・課題を持って稽古しましょう・・・ということで、私は初心者の方に3級受験用の稽古。その他の皆さんは、それぞれ自分の稽古をして、四段のH中さん、参段のT屋さん、N垣さんに見てもらうという形式で稽古。最後の30分は組太刀をやりましたが、皆さん組太刀は楽しそうですね。

午後は本部で昇段審査があるので見学です。皆さん緊張しています。
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初段を受けた3人。一番手前は14歳の神○さん。いつもお父さんと一緒ですが、今日は一人。合格です。最年小の初段です
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2段は1名だけ。本部の場所長養成コースに参加しているK崎さん。よく稽古しています。
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参段を受けた守○さんとK澤さん。手前のK澤さんは、さすが国際大会準優勝の実力。落ち着いた演武。守○さんはだいぶ緊張したようです。
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四段の受験は3名。U部さん、S崎さん、N山さん。3人ともひどく緊張していたようです。
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演武のあとは口頭試問。御宗家からの質問に答えなくてはなりません。
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初段はとりあえず「刀の名称」からスタート。そして無外流の歴史など次々難問が続きます。「寛政の改革を行ったのは誰?何年?」14歳の神○さん、見事に答えておりました。立派。
今回の難問・・・「林崎甚助の生まれた年は何年?」これ弐段に出された問題でした。
四段の皆さんは、それぞれ課題として出されていた漢詩の暗唱。そしてその詩の中からの出題。「杜甫の貧交行」を暗唱し、「Q、その中に出てくる管鮑とは何だ?」「A、斎国の 桓公の宰相管仲と鮑淑の事」というような問題をこなしておりました。(管鮑の交わりという言葉がありますね)
御宗家曰く、「無外流は文武両道・・・四段以上はこの程度の知識が無くてはいかん・・!」
頑張りましょう。
by gojyaku | 2006-09-03 22:53 | 無外流居合