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by gojyaku
| 2005-02-02 21:39
| 着物

本日は吹毛会市ヶ谷稽古場で稽古させていただきました。
伝統ある小学校の古びた体育館。本日は日中の最高気温が10度を切っています。夜です。しんしんと冷えます。この寒さが身も心も引き締めてくれます。これが武道の稽古でしょう。
基本稽古の後、一通りの形稽古。そして、来週の昇段審査を受信するK田さんとN谷さんが、K保田場所長と模擬審査をやっています。K保田場所長からは厳しい注文がついていました。熱心です。
壇上では、新会員の方に、吹毛会最高齢、80歳を越えられたO島四段が形の指導をしています。かくしゃくとしていらっしゃいます。お見事。
よくこの市ヶ谷で稽古させていただいていますが、いつ来ても勉強になります。感謝。
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by gojyaku
| 2005-02-01 22:51
| 無外流居合

そこで先ずは集合時間前に「魚籃観音」に行ってみました。この門の中に七蔵の茶屋があったんですね。

で、密偵の皆さんの集合は2時に田町駅前。いますよ・・・・。
毎回陸奥からやってくる「与力たきざわ」を始めとする密偵の方々。
さあ出かけましょう。

まず、やってきたのは「汐見坂」。
この坂の左側には江戸時代に功運寺という大寺院があったのです。
そしてこの坂の突き当たりの路地に「玉村の弥吉」の住処があり、火盗改めはこの坂の上にあった町医者・川野良岱の家の二階に見張り所を設けたのです。
ってなことで、このあたりを見廻りながら「増上寺」で一旦解散。

この「市中見廻り」での醍醐味は「兎忠タイム」。
あの「木村忠吾」のように、見廻り途中にちょいと寄り道を「兎忠タイム」といいます。
今回悟雀の選んだ兎忠は蕎麦屋。増上寺門前の「更科布屋」です。

どうです。菊正宗の樽酒を竹筒に入れたもの。
いい香りです。つまみはとりあえず「蕎麦みそ」。たまりません。
あとは卵焼き・・・。で、蕎麦喰う時間はなかった。

いつまでも飲んでいるのではありません。次に向かったのは、「玉村の弥吉」がもう一人の登場人物、芝、宇田川町の小間物屋「吉野屋清兵衛」と初めて出会った、土手跡町の「亀屋」。しじみ汁を売り物にする小体な店です。この写真は「金杉橋」から見た土手跡町。あの2階家のあたりに亀屋があったのでしょう。下に見えている川が金杉川です。

吉野屋のあった宇田川町を抜けて新橋に出た頃は、もう日が落ちています。ネオンに灯が入って・・・・。
おお、さすがに、おじさんの町「新橋」。そそられます。

で、本日の反省会は・・・三代豊國。江戸情緒満点の居酒屋であります。

いただいたのは「河豚コース」。美味しそうでしょ。河豚鍋。
というわけで、楽しい見廻り・・・終了です。
これも後日鬼平関連「江戸を歩く」にアップしましょう。
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by gojyaku
| 2005-01-29 23:41
| 鬼平犯科帳